ご質問で特に多いものを以下に書きます。
当社以外の電解水供給者・販売社から参考になる回答が有るケースもあります。Facebookページにリンクを載せています。(Facebookを利用になっていない方には申し訳有りません。)
炭酸カリウムです。水と食品添加物の電解質を使って生成する電解水。その電解水をどんどん蒸発させていくと電解質として使った炭酸カリウムが残ります。
電解水をグラスに入れる。⇒
電解水をガスコンロ上で蒸発させる。⇒
蒸発後に白い粉が残る。
(=炭酸カリウム)
Q2:電解水のpH値の違いと効果について教えてください。pH12.5 とpH13.1とでは何がどう違うの?
A:電解水のpHという用語に関しては、堀場製作所という測定器の会社のウェブサイトにとても詳しく、かつ易しく書いていますのでそちらをご覧ください。またQ2.にもリンクを用意しています。
ここでは、当社の販売する電解水pH12.5と最近販売を見かけるようになってきたpH13.1との価格を含めた違いを説明します。
簡単に言えば、pH13.1のものを水道水で希釈して、重量で4倍にすることでpHが12.49(pH12.5に近い)になります。薄めて使えるので、濃い液体を購入するということは輸送費用も安くなるし、コンパクトな収納という面はとても良いことです。
経済面からは、以上の説明になります。
製造面から説明を加えるとこうなります。当社では一貫して「食品添加物」を電解質として生成する電解水を販売していますが、この食品添加物を使った生成は、なかなかpH値が上がらないというのがこれまでの実情でした。そのため、電気分解を促進するために電流を強めたり、電極と水が触れる時間を増やしたりと色々なことをして電気分解の効率を上げています。水が電極に触れる時間を増やすと言うことは、すなわちゆっくりと水を通すことになりますので生成に時間がかかる事になります。
結果として出来上がった水は、時間や手間をかけた分高価になるのです。
ここで新たな質問が出てきます。Q:濃い電解水を使うと、良いことがあるのか? と言うことになります。
答えとしては、「汚れを落とすための化学反応の時間が短くなる。」という利点があります。
ところが、電解水を使う現場では「洗剤焼け」やこれに類似したトラブルも発生するので注意が必要です。
家庭内の金属製品を含め床(木工製品)などには、様々な表面加工が施されています。床材などには汚れを防止する目的で床の表面に防汚剤などが塗布してある例が多々あります。
強い電解水を使いすぎると、この塗布してある薬剤までもが剥がれ落ちてしまうことがあります。
時には、変色してシミのようになってしまいます。
電解水は、Q11にも書いてあるように「じわりじわり」と効果を発揮しますので事故の無いレベルに薄めた物をお使いになるのが理想的な使い方です。
ハウスクリーニングなどの清掃業では、洗剤による洗剤焼けが大きなトラブルになることがあります。
現場で働く人が水からできた「電解水」だと思って油断していると事故の確率は上がります。
事故を未然に防ぐ意味でも、濃すぎないpH12.5程度がお勧めのpH濃度です。
当社では、pH13.1まで生成できる装置を電解水の生産に使っていますので、この濃度がどうしても欲しいという方は、個別にご相談ください。
Q3:電解水を学術的に解説しているサイトはありますか?
A:はい、あります。数多いサイトの中から以下のサイトをお勧めします。
http://youshou.cside.com/reduced_water/electrolyzed_water.html
Q4:電解水と重層電解水の違いは?
A:化学的には似ています。しかし、使い終わったときに重層を利用したときには粉のようなものが残ってしまいます。粉ふき芋の表面のようになってしまいます。クリーナーとしてご利用になる場合、特に精密機械等の仕上げ洗浄にお使いを想定される場合やガラス面の洗浄にお使いの場合には、電解水をお勧めします。
Q5:他の洗剤等と混ぜる事ができますか?
A:あまりお勧めしません。化学的に詳しい方の管理下で実行される場合を除き、トラブルが起こることが予想されます。どうしても混ぜたいものが有る場合、ごく少量で試して効果を確認される事を強くお勧めします。
Q6:開封後使い切るまでの使用期限は?
A:約2年とお考えください。
製造後4年経過した当社の電解水のpH濃度を計ってみました。
製造時とほとんど変わらないデータが得られています。
若干黄色に変色していますが、気になる程ではありません。性能には関係ありません。
Q7:保管条件はありますか?
A:常温暗室がお勧めです。
紫外線に照射された環境は、お勧めできません。
Q8:壁クロスのタバコのヤニなどにも、効果はありますか?
(使用できる場合の希釈の程を教えて下さい。)
A:タバコのヤニには絶大なる効果があります。
希釈は、しないケースがほとんどです。もちろん希釈をしていただくこともできます。
ただし、一旦希釈したものを再度濃くすることはできません。
最初は少量で試していただき、後に必要量で利用していただくのがよろしいと思います。
壁紙は、紙や布製のものは却って汚くなる可能性があります。ご注意ください。
Q9:人造大理石のよくあるキッチン表面、またUV加工済みのフローリングには、使用可能ですか?
A:リフォームメーカーさんの仕上げ等でよく利用いただいています。
目立たないところで一旦試していただき、不都合無いようであれば作業範囲を広げて頂くことをお勧めします。
Q10:洗濯に使用することはできますか。
A:洗濯にご使用いただくこともできますが、あまりお勧めはしません。大手メーカーで販売している中性洗剤を通常ご利用になっていると思いますが、化学洗剤との洗浄力の比較では、やはり電解水では劣る面があるためです。化学洗剤の7割程度の洗浄力とお考えください。また、電解水を洗剤として毎日お使いになる場合以下の点で注意が必要です。
○自宅が浄化槽の方は使用には注意が必要です。
浄化槽内で下水を分解しているようなケースの場合、排水溝から浄化槽に強アルカリ成分が入ることで、バクテリアを死滅させてしまう可能性があります。十分薄めてから排水するか、または庭などに使用済み電解水を撒いて処理してください。
○電解水を洗濯用としてお使いになる場合には、旧サンヨー電機などで販売していた電解水生成装置つきの洗濯機がお勧めです。しかし、ネット上にある口コミ評価サイトをご覧になればわかるように、電解水に過度の期待をしている方は概ね酷評を載せています。電解水をお使いの場合、現在「殺菌目的」で使っているような漂白剤(ハイターなど)のような使用方法がお勧めです。この場合には、漂白はできませんが、台布巾の生乾きのような嫌なにおいの発生はシャットアウトできます。漂白剤の場合、残留漂白成分があるため漂白剤使用後の湯飲みなどを使った飲食に違和感を覚えることが有ります。電解水の場合そのような事はありません。関連した利用方法として、ファブリーズのような利用方法もお勧めです。
Q11:ご質問内容:(比較的多い質問)
1.人造大理石のキッチン表面部分
2.まな板
3.UVコーティング施工済みのフローリング
4、お風呂(サーモのタイル部分共に可?)や洗面台の掃除にも使えますか?
A:基本的には、希釈は汚れの程度に応じた対応という事になります。希釈を考えるうえで重要な事があります。アルカリ電解水で汚れを落としやすいものを説明します。
ズバリ、動物性のタンパク質と油分です。
その他、色々ありますが希釈をする際には表面が大理石にせよガラスにせよ、表面の汚れを落とす際にその本体物質がアルカリ成分に分解されて変化を起こす可能性のあるものにはつかえないという事です。
人工大理石の場合、リンクのある参考文献のような材料が使われています。
ポリエステル系樹脂の利用製品の代表格はペットボトルです。
アクリル樹脂
http://bit.ly/1EtVFw5
この3つをざっと読んでいただけると判りますが、非常に耐候性のある樹脂という事になります。しかし、溶剤には弱そうです。
電解水の場合、大きな問題は避けられそうです。よって原液利用にも耐えられます。
このようにインターネットの検索であらかじめトラブルを避けることができます。
以下、まな板、フローリング、お風呂とご質問がありますが、通常製品の隅っこや刻印で部材には主たる材料が明示してあります。この表示を参考に濃度を加減していただくことが望ましいと言えます。
ご質問頂いた中で、まな板とありますが主に殺菌用に電解水をお使いなのであれば、汚れというより殺菌がメインになります。
当社の電解水は、出荷時のpHが12.5です。これを11.5と1つペーハーを落とすためには通常10倍の希釈を行うことになります。ということは、水がpH7-8程度ですから電解水を薄めることにより、pH値を水まで近くすると雑菌は死滅しません。
雑菌はpH10程度で死滅領域になりますのでこれよりも強いアルカリ電解水を吹き付ければ完璧です。
一般的には、微生物などを含めて以下の指標があります。
カビ等 pH4~6
細菌 pH6~8
アルカリ性微生物 pH9前後
目的に応じて、ご自身でpH値を加減していただくのがよろしいと思います。
当社の電解水は、12.5前後のレベルで出荷していますので、そのまま使っていただいても問題は無いちょうど良い加減のpH値だと思います。いくつもの濃度のボトルを用意してしまうと、かえってボトルばかり増えて汎用性が無くなってしまいます。
最後になりますが、一点注意点があります。
電解水は化学洗剤と違い、「じわりじわり」と効果を発揮するものです。そのため、他の電解水サイトでも説明があるように、「しばらく放置して分解するのを待つ」という利用法が一般的です。
この放置した時に最初は「何ともない。=変化ない。」と思っていても、実はどんどんと浸透してしまい、思わぬトラブルが起こることが有ります。金属が徐々に腐食(酸化=錆びる)するのに似ています。
電解水の利用時のトラブルは、このジワリジワリを期待して放置した結果、翌日になって「しまった!」ということがあります。
この辺を十分にご注意ください。
Q12:アルファウォーターの有効日数:バケツに取り出して、解放状態で
A:電解水はアルカリ性(pH12.5)ですが、